2024年3月のIASB会議(電力購入契約:IFRS9号及びIFRS7号の改訂)
2024年3月のIASB会議において、電力購入契約についてのIFRS9号及びIFRS7号の改訂についての暫定決定が行われました。公開草案に含まれる改訂の内容について解説します。
2024年3月のIASB会議において、電力購入契約についてのIFRS9号及びIFRS7号の改訂についての暫定決定が行われました。公開草案に含まれる改訂の内容について解説します。
2024年1月のIASB会議では、ESG特性を有する金融資産をターゲットにした契約上のCFのSPPI要件の改訂、契約上リンクした金融商品 vs ノンリコースローンの明確化について、IFRS9号公開草案に寄せられたコメントへの対応が行われました。
分類と測定に関するIFRS9号及びIFRS7号を改訂する公開草案に対するフィードバックを受けて、現在、IASBで議論が進んでいます。今月は、資金決済システムを用いて金融負債の決済が行われた場合の取扱い、資本性FVOCI金融商品についてのIFRS7号の開示の改訂が暫定決定されました。
2023年6月のIFRICにおいて、電力購入契約(PPA)に対するIFRS9号の自己使用の例外規定(own-use exception)の適用の可否が議論され、その後IASBでの議論を経て、電力購入契約(PPA)リサーチプロジェクトが決定されました。これらの内容を解説します。
複雑過ぎるという批判もあるIAS第32号を改訂するプロジェクトが現在進められています(FICEプロジェクト)。公開草案の公表に向けて、更なる開示の要求と移行規定が議論された2023年4月のIASB会議の内容をお届けいたします。
2023年4月の臨時会議において、S1/S2の適用初年度については気候変動に関するリスク・機会の情報のみを開示すればよいとする移行軽減措置が決定されました。作成者の負担を大きく軽減する当該移行軽減措置の内容を含め、2023年4月のISSB会議の内容を解説いたします。
複雑過ぎるという批判もあるIAS第32号を改訂するプロジェクトが現在進められています(FICEプロジェクト)。公開草案の公表に向けて議論の詰めが行われている2023年2月のIASB会議の内容をお届けいたします。
2022年3月に公表された公開草案Draft S1/S2に対して寄せられたコメントに対する再検討の会議も今月で終了です。ISSB基準の適用日と関連する軽減措置の利用期間が暫定決定された2023年2月のISSB会議の内容を解説します。
2023年1月のISSB会議では、IFRSで使用されている開示規定や概念の導入、IFRSサステナビリティ開示基準とIFRSとの結合性(connectivity)に関連する論点など、いくつもの重要な論点が議論されました。これら2023年1月のISSB会議の重要なポイントを解説いたします。
2022年12月のISSB会議では、GHG排出量測定に関する重要な暫定決定が行われています。また、スコープ3測定に際しての軽減措置の導入やfinanced emissions/facilitated emissionsについての議論も行われています。これら2022年12月のISSB会議の重要なポイントを解説いたします。
複雑過ぎるという批判もあるIAS第32号を改訂するプロジェクトが現在進められています(FICEプロジェクト)。資本に分類された金融商品についての表示の検討と自己の株式価値や純資産に連動する支払いを行う義務を有する金融負債の表示の論点が議論された2022年12月のIASB会議の内容をお届けいたします。
2022年11月のIASB会議では、関係者からのコメントを受け、契約上リンクした金融商品(CLI)のスコープを決定するに際しての追加的な要件の明確化が行われました。また、IFRS 9号の分類と測定に関するPIRへの対応としての審議は全て終了し、今後は公開草案の作成のプロセスに進むことが決定されました。
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