2022年9月のIASB会議(FICEプロジェクト)
複雑過ぎるという批判もあるIAS第32号を改訂するプロジェクトが現在進められています(FICEプロジェクト)。自己の資本(株式)を取得する義務を含むデリバティブ(IAS32.23)の規定についての改訂が暫定決定された2022年9月のIASB会議の内容をお届けいたします。
複雑過ぎるという批判もあるIAS第32号を改訂するプロジェクトが現在進められています(FICEプロジェクト)。自己の資本(株式)を取得する義務を含むデリバティブ(IAS32.23)の規定についての改訂が暫定決定された2022年9月のIASB会議の内容をお届けいたします。
2022年6月のIFRIC会議において、「電子決済システムを通じて金融資産が決済された結果受け取ったCashの取扱い」のアジェンダ決定が最終化され、IASBの反対がなければアジェンダ決定が公表される予定でしたが、2022年9月のIASB会議において、基準設定の可能性を探っていくことが決定されました。
コロナ禍においてはリース料(家賃など)を免除する取引が行われましたが、借手についてはCovid-19関連のIFRS16号の免除規定が適用される一方、貸手については通常のIFRSに基づいて会計処理を行う必要がありました。今回は、リース料が免除された場合(ただしそれ以外の契約変更がない場合)における貸手の会計処理についてのIFRIC議論を解説いたします。
SPACを取得する際に、SPACが発行していたワラントに対して新たなワラントを発行する取引の会計処理が議論されました。今回のIFRICの議論はIAS32号とIFRS2号の適用範囲の議論も含んでおり、その影響はSPAC取引に限定されるものではありません。今回はこの難解と思われる議論をやさしく解説いたします。
2022年7月のIASB会議において、ESG特性を有する金融商品のSPPI判定及びCLIとノンリコースの区別に関して、IFRS9号を改訂する基準設定の議論が開始されました。これらの内容を説明します。
複雑過ぎるという批判もあるIAS第32号を改訂するプロジェクトが現在進められています(FICEプロジェクト)。自己の資本(株式)を取得する義務を含むデリバティブ(IAS32.23)の規定が議論された2022年7月のIASB会議の内容をお届けいたします。
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